07/04/17 16:31:19
奈良市と同市職員互助会は17日、病気を理由に約5年10カ月の間に10日しか
出勤しなかった市環境清美部の元職員中川昌史被告(43)=懲戒免職、職務
強要罪で公判中=を相手取り、病気休暇・休職中に支払った給与など計約2297万円の
返還を求めて奈良地裁に提訴した。
訴状によると、中川被告は01年1月~06年10月、多発性神経痛、過敏性腸
症候群など10の病名で計71通の診断書を市に提出。計48回の病気休暇・
休職を取ったとされる。だが、この間、市と部落解放同盟との協議に20回に
わたって出席。市役所にも度々出入りし、実質的に被告が経営する建設業の
営業活動をしていたとし、不法に給与などを受け取ったとして返還を求めた。
市側は昨年末、中川被告に返還を求める催告書を送ったが、返還期限の
2月15日までに支払いがなかったという。
朝日新聞
URLリンク(www.asahi.com)