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はしか、東京や埼玉で流行
拡大の恐れ、注意呼び掛け
全身の発疹と高熱が特徴の麻疹が、埼玉県や東京都を中心とする南関東で流行していることが、国立感染症研究所の17日までのまとめで分かった。
例年、春から夏に患者が増えるため、流行はさらに拡大する恐れがあるという。
同研究所の安井良則主任研究官は「学校や地域で麻疹が流行している場合、発熱など感染の可能性がある人は、人が集まる場所には出ないで」と話し、
人の移動が増える行楽シーズンを前に注意を呼び掛けている。
麻疹のウイルスはくしゃみやせきで広がり、感染力が強い。10日前後の潜伏期間の後、発熱や風邪のような症状を経て全身に発疹が出る。
対症療法しかなく、流行阻止にはワクチンを1歳時と小学校入学前の計2回接種することが重要だ。
(2007年4月17日 共同通信)
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