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韓流スターのユン・ソナが、日本で活動する中で
日本の歴史教育に悩んだことがあると打ち明けた。
「若奥様」として初々しい姿を見せるユン・ソナ
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ユン・ソナは、ドラマ『恋人よ』の制作発表会で、
「自分たちが教科書で学んだ日帝時代のことを、
日本の若い人たちはほとんど知らない」と残念な気持ちを表明した。
ユン・ソナは「2001年から日本で娯楽番組の司会をしたり、
パネリストとして出演したりしてきましたが、
文化的なギャップを感じることがよくありました。
私たちは小さい頃から教科書で日帝時代や
慰安婦のおばあさんたちの話を聞いて育ってきましたが、
私と同年齢の日本の人は知らない人が多いようです」と語った。
「日本でもっとも多く受ける質問の一つが
『どうして韓国人は韓日戦になると熱が入るのか』です。
歴史的な経緯を知っていれば理解できることなのに、
『日本には負けたくないという自虐心ではないか』
と言われたときは本当に残念でした」という。
「実は私も日本についていいイメージを持っていなかった」というユン・ソナは、
「初めて日本に行ったときは『負けてはならない』と意気込んでいましたが、
実際に会ってみたら日本の人も自分たちとまったく同じでした。
相手に対する先入観を消して向き合うようにしたら楽になりました」と率直に語った。
ユン・ソナはさらに「文化的ギャップについていちいち挙げていたら切りがありません。
逆に、日本で活動することによって韓国と
家族の大切さをより強く感じました」と明るくほほ笑んだ。
昨年9月に結婚した「若奥様」ユン・ソナは、
2000年の『雪の花』以来8年ぶりに『恋人よ』で韓国の舞台に帰ってきた。
過去の恋人だった4人の男女が、複雑なラブストーリーを描いた『恋人よ』は、
ソン・エジン、カム・ウソン主演の『恋愛時代』の原作者野沢尚の小説をドラマ化し、
ユ・オソン、キム・ソヒョン、イ・ヒョンチョルなどが出演する。
ユン・ソナは「一時は日本で4~5つの番組にレギュラー出演していて、
韓国のテレビに出る時間的余裕がありませんでした。
最近は2週分をまとめて撮っています。
主人に申し訳ないので、日本での仕事を減らしていたところ、
今回のドラマのオファーを受け、喜んで応じました」と出演理由を語った。
ユン・ソナは「韓流ブームのおかげで日本でも韓国ドラマを普通に見ることができ、
自分も出てみたい、という思いが強かった。
日本でもドラマに出演しましたが、言葉の壁は大きかったです」と話した
朝日新聞 2007年04月09日
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