07/03/28 01:03:27
■朝日夕刊(3月27日号1面) ニッポン人・脈・記
安倍政権の空気15 「慰安婦の強制 疑う集団」 に掲載。
(前略)
従軍慰安婦問題を国会で取り上げたのは、90年6月、当時の社会党参院議員本岡昭次(76)だ。
兵庫県の教員出身で、部落差別や朝鮮人差別にずっと目を向けていた。
「労働省の職業安定局長が答弁し、民間の業者が(女性を)軍と一緒に連れ歩いているので実態は
わからないと。国の責任はないというわけですよ」
だが、91年8月、韓国の金学順が慰安婦だったと名乗りをあげる。92年1月、中央大教授の吉見
義明(60)が、日本軍が軍慰安所設置を指示した公文書を発見し、政府もしらんぷりはできなくなる。
韓国から実態調査を求められ、93年8月、「河野洋平官房長官談話」をだすことになる。
「軍の要請を受けた業者によって、甘言、強圧など本人の意思に反して集められた辞令が数多くあり、
官憲等が直接加担したこともあった」「心身に癒しがたい傷を負われた方々におわびと反省」「歴史教育
を通じて永く記憶にとどめ、過ちを繰り返さない」
「強制した」とは断言はしないけれど「軍の関与」は確かにあったというのが河野談話である。社会党
委員長の村山富市(83)の内閣で官房長官五十嵐広三(81)は、国民の拠金による「アジア女性基金」
をつくって、元慰安婦に1人200万円を配ることにする。
だが、それは国家補償を回避する責任逃れではないか。民主党に移った本岡は、そんなはんぱでは
だめだと国家補償を求める「戦時性的強制被害者問題の解決促進法案」を書いた。通称本岡法案。
議員を退いてなお情熱を燃やす。「政権交代したら、真っ先にこの法案が実現するんですよ」
(後略)
全文はソースで:URLリンク(sakuratan.ddo.jp)
▽過去関連ニュース
民主党、元「慰安婦」被害者救済法案提出へ [00/03/17]
URLリンク(www1.korea-np.co.jp)
慰安婦に、日本の謝罪と金銭を 民主・共産・社民、法案提出へ [06/03/15]
スレリンク(newsplus板)
▽依頼あり
スレリンク(wildplus板:728番)