07/02/08 09:01:23
秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、殺人罪などに問われた無職、畠山鈴香被告(34)の
公判前整理手続きの第1回協議が7日、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)で行われた。
裁判所、検察側、弁護側の3者で行われた非公開の協議は、
争点と証拠の整理などが行われ、約45分で終了。
畠山被告は出席しなかった。
事件捜査終結から約半年で、公判日程や争点整理に向けた協議が始まった。
秋田地裁によると、協議では、起訴事実と検察側が公判で立証する内容に関して、
弁護側が検察側に説明を求めた。畠山被告の責任能力や、
長女、彩香ちゃん=当時(9)=殺害事件の殺意の有無などが争点となりそうだが、
今回協議でどこまで争点が明確になったかは明らかにされていない。
次回協議は3月6日。検察側が弁護側の求めに応じ、公判で証明する内容など
について詳細な説明を行う。
事前協議は複数回行われる見通しで、初公判は早くても4月以降になる。
畠山被告は昨年5月、自宅の2軒隣の米山豪憲くん=当時(7)=の首を絞めて殺害し、
6月に殺人容疑などで逮捕された。
その後、同4月に水死体で見つかった長女、彩香ちゃん=当時(9)=の殺害についても
殺人容疑で再逮捕され、同8月に殺人罪などで起訴された。
産経新聞
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