07/01/29 12:51:35
◇鶏大量死、岡山も「高病原性」・県、１万2000羽処分へ
岡山県高梁市川上町の採卵養鶏場で鶏が死んだ問題で、岡山県は29日、この養鶏場の
鶏から分離したウイルスは「Ｈ５型」の高病原性鳥インフルエンザと判明したと発表した。
宮崎県清武町と日向市での発生に続き今年３例目で、鳥インフルエンザが国内で続発する
様相を呈してきた。
強毒性のＨ５Ｎ１型かどうかの診断にはさらに数日かかる。感染確定を受け岡山県は
発生養鶏場の全飼育鶏1万2000羽を殺処分する。
確定診断は動物衛生研究所（茨城県つくば市）で行った。県によると、発生養鶏場は橋本農場。
10棟の鶏舎で計1万2000羽を飼育している。29日9時までに新たに10羽死んできるのが見つかり、
26日からの累計は49羽に増えた。死亡は複数の鶏舎で発生している。
感染確定を受け、県は29日午前に石井正弘知事を本部長とする対策本部を招集。
石井知事は「恐れていた事態となった。関係部局一丸となり対応する」と強調した。
県はただちに発生養鶏場が飼育する全1万2000羽の殺処分準備に入り、30日にも処分を始める。
日経
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