07/01/23 23:54:48
児童相談所の運営見直し、安全確認は「48時間以内」
児童虐待に迅速対応するため、厚生労働省は23日、
児童相談所運営指針を見直し、児童の安全確認を48時間以内に行うことが
望ましいとした。
京都府長岡京市で昨年10月に起きた男児餓死事件など、
児童相談所が関与しながら虐待死を防げなかった事件が
相次いだことを受けたもので、同日、都道府県などに通知した。
改正指針などでは、個人を特定できる情報は、すべて「虐待通告」として
正式受理し、組織的に対応するよう明記。
通告を受けてから、児童の安全を確認するまでの時間について、
各自治体で目標を設定することとし、望ましい時間は「48時間以内」とした。
さらに、一時保護に至らないケースでも、虐待がその後、
深刻化する恐れがあることから、「進行管理台帳」を作成し、
定期的に現状を確認するほか、児童相談所や警察など関係機関が
情報を共有することを求めている。
また、厚労省は、児童相談所が児童への支援を終える基準を明確にするため、
保護者の改善状況などをチェックするリストを夏までに作る。
◆ソース
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