07/01/16 19:48:51
◆ゴア氏:「温室効果ガスの排出削減はモラルの問題だ」
地球温暖化に警鐘を鳴らすドキュメンタリー映画「不都合な真実」のキャンペーンのため
来日中のアル・ゴア前米副大統領は15日、東京都千代田区の経団連会館で講演した。
ゴア氏は「温室効果ガスの排出を削減するのは、政治の問題ではなくモラルの問題。
今、かじを切らなければ、人類の生存にかかわる」と呼びかけた。
ゴア氏は「京都は世界が変化を始めた場所として歴史に残る」と述べ、
二酸化炭素などの温室効果ガスの排出規制を定めた京都議定書の意義を強調。
いまだに批准していない米国について「米国も変わりつつある。
影響力の大きな日本の経済界のリーダーシップに期待している」と述べた。
映画はゴア氏自身が出演し、過去の講演で使用したスライドを基に
世界各地の温暖化の影響を描いている。
ゴア氏は同日、都内のホテルで若林正俊環境相らと会談し、
2012年までの取り組みを決めた京都議定書以降の温暖化対策などについて
意見を交わした。(西川拓)
写真:若林環境相と会談するゴア前米副大統領(右)
東京・新宿区で15日午後2時30分(代表撮影)
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
毎日新聞 2007年1月15日21時16分
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)