07/01/12 14:34:49
「被害者はみな、高い弁護士費用をかけながら賠償金を取ることもできない。
当の西村氏は悠然と賠償命令を無視して億単位を稼ぎ、
『賠償金が取れない法律に問題がある』と開き直っている。
だから恨み言や批判を言うのはやめて、
法律にのっとって被害者の痛みを少しでも知ってもらう」
今後、西村氏の異議申立期間もあるが、これまでと同様に出廷しない場合、
早ければ再来週にも強制執行が始まる。
今回の仮差し押さえは、西村氏個人はもとより、1000万人ともされる2Chユーザーにも
大きな影響を及ぼす公算が大きい。
東京地裁の「値段がつくものは差し押さえ可能」との判断から、
「日本国内では前代未聞」(ドメイン登録機関)とされるドメインの仮差し押さえも行われるからだ。
手続きが進んでドメインの所有権が移り、2Chというサイトがネット上の住所を失ってしまうと、
ユーザーが従来の「2ch.net」にアクセスしても、何ら閲覧できなくなる。
運営側が掲示板の継続を望むなら、
新たなドメインを取得して全システムを引っ越す必要があるが、
「2Chはリスクを分散するため、50台ものサーバーが各自独立しており、
全体を統括するサーバーがない。
データの書き換えは容易でなく、引っ越しに2週間は必要だろう。
さらに新ドメインを周知するのが大変だ」(IT業界関係者)。
男性は「西村氏の収入源は2Ch上の広告なので、
すぐに新しい掲示板をつくるだろうが、いたちごっこは望むところ。
次は自分以外の債権者が同じ手段に訴えてくれるはず」と、
泣き寝入り状態にある全国の債権者に共闘を呼びかける。
元旦から全国紙に登場するなど注目度満点の西村氏だが、
新春から手痛いしっぺ返しを食らうことになった。
※以上です。