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フジテレビは二十九日、三年間にわたって会合費を不正請求し、計九百十三万円を着服していたとして、
鈴木哲夫前報道局長(54)を同日付で懲戒解雇し、監督不行き届きで報道担当常務を減俸三カ月の処分とした。
フジテレビによると、今年三月、東京国税局から鈴木前局長の交際費に不正の疑いがあるとの指摘を受けた。
国税局や内部の調査で、鈴木前局長は三月までの約三年間、計百五十三回にわたり飲食店の領収書を
偽造するなどしていたことが判明。不正に得た金は、私物の購入や私的な飲食に充てていたという。
すでに全額返還しているが、フジテレビは刑事告訴も検討中。
鈴木前局長は一九七六年に入社。二〇〇五年六月から報道局長を務めていた。
豊田皓社長は定例記者会見で「チェックすべき局長が(不正を)したことを深刻に受け止めている。
社員のモラル向上にこれまで以上に取り組む」と述べ、謝罪した。
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