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嘉麻市の個人情報流出に関するお詫びとご報告について
情報推進課 2007年5月16日
この度、嘉麻市が市民の皆様からお預かりしている個人情報が流出する事件が発生したことについて、心よりお詫び申し上げます。
当事件において流出した情報は、嘉穂南部1市3町から嘉麻市へ合併する際に、4市町が保有する市民の情報を1つに合わせる作業の中で、
旧山田市が保有し株式会社麻生情報システムに委託していたもののうち、旧山田市の軽自動車税の情報が流出しました。
流出した情報は、軽自動車税の課税データのうち、住所、氏名、生年月日、車種、車体番号を含むものが14件であり、実数10名、内1名が死亡となっています。
また、市が任意に付番した個人番号、車名、車体番号、年式、登録年月日等を含むものが、
2006年度分8,109件、2005年度分7,590件、2004年度分6,793件、異動履歴5,463件となっております。
今回の流出原因は、委託先の株式会社麻生情報システムの社員が、社内規定により情報の持出が禁止されているにもかかわらず情報を持出し、
自宅で作業を行い、そのパソコンがウイルス感染した結果、ウイニーのネットワーク上に情報が流出したものです。
麻生情報システムの社内規定では、情報の持出は禁止されており、併せてウイニーの使用も禁止していたということで報告を受けております。
また、合併時の委託契約の中でも「個人情報取扱に関する特記事項」ということを明記し、
個人情報の取扱については厳に注意してもらうよう契約を行ってきたところでしたが、このような事態になったとこは非常に残念です。
今後は、事態の解決に向けて取組み、再発防止策を検討してまいります。
まことに申し訳ございません。
平成19年5月16日
嘉麻市長 松岡 賛
経過について
5月14日17時40分ごろ
総務省より福岡県を通じて情報漏洩の疑いがある旨の報告を受け事件が発覚しました。
5月15日
市の内部において報告協議を行い、その後麻生情報システムから事情聴取を行う。
氏名等が流出した市民の方には、詐欺等の二次被害が発生する恐れがあるため、対応を行っております。
5月16日
報道機関への公表を行う。
ソース
URLリンク(www.city.kama.lg.jp)