07/12/04 17:20:31 0
僧侶がバーテンダーのバー、境内にあるオープンカフェやサロン。一見ミスマッチとも思える
「異空間」が「落ち着ける場所」として静かな人気を呼んでいる。僧侶らは普段はなじみ
の薄い一般の人に寺や仏教に親しんでもらおうと力を入れている。
東京・新宿区の雑居ビル2階にある「坊主バー」。入り口には「南無阿弥陀仏」と書か
れた板が立て掛けられ、ドアを開けるとお香の香りが漂う。作務衣(さむえ)姿で客に酒を
出す代表の藤岡善信さん(30)は、浄土真宗本願寺派の僧侶だ。
大阪に本店がある、このバーは2000年に東京に進出。藤岡さんら3人の僧侶が客の
相手をする。仏教に関心のない客も多いが、藤岡さんは「バーで仏教の話をすれば、少し
でも身近に感じてもらえるのではないか」と期待する。
東京・港区のオフィス街にある梅上山光明寺には、飲食物が持ち込める「オープンテラス」
があり「寺カフェ」として親しまれている。広い境内は周辺の会社のOLや観光客らでにぎわい、
4~10月は僧侶が作る菓子や飲み物も楽しめる。菓子などの料金は基本的には無料だが、
賽銭(さいせん)を置いていく人が多い。
カフェを企画した松本圭介さん(28)も、浄土真宗本願寺派の僧侶だ。若者向けのコンサ
ートも開催し、「今の人たちにとって寺は遠い存在。まずはコンサートやカフェに足を運ぶ感覚で
寺に来てもらいたい」と話す。
豊臣秀吉の正室、北政所ねねゆかりの高台寺塔頭(たっちゅう)・円徳院(京都市東山区)
では、アメリカン・エキスプレス・インターナショナルのプラチナカード会員向けのサロンが11月から
登場した。一般の観光客は入れない部屋で庭園を眺めながら昆布茶を飲んだりできる。会員
サービスを充実させたいアメリカン・エキスプレスと、時間をかけて京都の良さを伝え地元の観光業
を盛り上げたい住職の後藤典生さん(59)の思惑が一致した。後藤さんは今後、サロンに入れ
る客の対象を拡大したり、講演などイベントを開いたりする計画。
■以下略
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坊主バー
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