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インフルエンザ 20年で最速流行始まる 感染研速報値 早め予防呼び掛け
全国の医療機関が国に報告したインフルエンザ患者数が、十一月二十五日までの一週間で
一施設当たり一・五三人となり、インフルエンザの全国的な流行が始まった。
国立感染症研究所が四日まとめた速報値で分かった。
流行開始時期としては記録が確認できる一九八七年以降の過去二十年で最も早い。
地域別では北海道の患者数が突出している。
予防にはワクチンが有効だが、効果が出るまでに二-三週間かかるため、
感染研は「ワクチンの接種は早めに」と呼び掛けている。
感染研は、全国約四千七百の定点医療機関一カ所当たりの報告数が一週間で一・〇人を超えると、
全国的な流行開始と判断している。
速報値によると、十一月十九-二十五日の患者報告数は計七千百六十二人(一施設当たり一・五三人)で、
前週の四千四百十五人(同〇・九四人)から大幅に増加。
都道府県別の定点当たり報告数は、増加が続いている北海道が一二・六四人で最多。
岡山三・八二人、沖縄三・二八人、兵庫、和歌山各三・〇四人などが続く。
厚生労働省によると、十月二十八日から十一月二十四日までに休校や学級閉鎖をした
保育園、幼稚園、小学校、中学校は計四百三十九施設で、
最新の一週間だけで二百二十七施設に上り、患者の急増を裏付けている。
東京新聞 2007年12月4日 夕刊
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