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オーストリアの高級ピアノメーカー・ベーゼンドルファーのピアノを所有する上越市中郷区の文化施設
「はーとぴあ中郷」で1日、市民が主役のピアノコンサートが開かれた。多くの人に価値あるピアノに
触れてもらおうと、市が企画。小学生から一般まで15組が出演し、名器の美しい音色を堪能した。
生産台数が少なく希少な同社のピアノは、フランツ・リストなど多くの著名なピアニストや作曲家に
支持されてきたことでも知られる。同施設は1998年の開館時、旧中郷村が約 1000万円でコンサートピアノ
を購入。しかしこれまでに演奏された機会はわずかで、せっかくの貴重な財産を活かし、地域の芸術振興
につなげようと、今回初めて一般応募による市民演奏会を企画した。
コンサートには小学1年生から一般まで、市内在住の15組・17人が参加。スポットライトを浴びながら、
それぞれがこの日に向けて練習してきた曲を披露した。ホール全体に響きわたる多彩な音色に、約100人
の聴衆からは大きな拍手が送られていた。
演奏した同市の小学5年生、有園七海さん(11)は「うまく弾けてうれしい。音がきれいで気持ちよかった」
とにっこり。連弾で一般参加したピアノ講師、米持奈津子さん(25)と岩船杏子さん(28)の2人は
「こんないいピアノを弾く機会はめったにないので、いい経験になります」と話していた。
新潟日報2007年12月3日
URLリンク(www.niigata-nippo.co.jp)
ベーゼンドルファーのコンサートピアノを弾く小学生ら=1日、上越市中郷区のはーとぴあ中郷
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