【万能細胞】京大・山中教授グループ、早くも「次のハードル」越える!…“がん遺伝子”使わない方法で成功★2at NEWSPLUS
【万能細胞】京大・山中教授グループ、早くも「次のハードル」越える!…“がん遺伝子”使わない方法で成功★2 - 暇つぶし2ch1:どろろ丸φ ★
07/12/01 21:12:12 0
人間の皮膚細胞からさまざまな臓器や組織に成長する能力を秘めた「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」
をつくった京都大の山中伸弥教授(幹細胞生物学)らの研究グループが、課題とされたがん遺伝子を
使わずにiPS細胞をつくることに人間とマウスで成功した。
このiPS細胞は、がん化しにくいことも確認。臨床応用に向け、さらに一歩踏み出した。11月30日付
の米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジー(電子版)に掲載される。

山中教授らは、ウイルスを運び役にして4個の遺伝子を大人の皮膚細胞に組み込んで、iPS細胞を
つくった。しかし、遺伝子の一つはがん遺伝子で、ウイルスも発がん性と関連しているなど、がん化の
問題が最大の課題だった。

そこで、マウスの皮膚細胞にがん遺伝子(c―Myc)を除いた3個の遺伝子を組み込み、細胞を選別
する時期を遅らせるなど、培養方法を工夫したところ、ごく少量だが、iPS細胞ができることを確かめ
た。人間の皮膚細胞でも3個の遺伝子でiPS細胞ができた。

さらに、がん遺伝子を使わずにつくったマウスのiPS細胞を、普通のマウスの胚(はい)に入れ、細胞
が混じり合ったキメラマウスを作製。26匹すべてが生後100日たってもがんを起こさずに生き残った。
一方、がん遺伝子を組み込んだiPS細胞でつくったキメラマウスは、37匹中6匹が、がんで死んだ。

山中教授のグループと同時期に人間のiPS細胞をつくった米ウィスコンシン大のグループも、がん遺伝
子を除いた4遺伝子で成功しているが、使った皮膚細胞は、胎児と新生児のもので、大人の皮膚細胞
を使った山中教授らの方法の方がより臨床応用に近い。
山中教授は「まだウイルスの安全性の問題が残っており、長期間の追跡実験が必要だ」と話している。

(図解)がん遺伝子を使わないiPS細胞
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