07/12/01 12:57:33 KzGMuasB0
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福田“背水の陣”内閣の解散シナリオ(2)
新設の選対委員長に座った古賀派会長の元幹事長・古賀誠の周囲には人だかりが絶えな
い。党三役に次ぐ四番目のポストとはいえ、候補者の公認から選挙資金の配分まで、実権は
幹事長を上回る。働きどころを得た古賀の高揚感は最近の派閥所属議員との対談によく表れている。
伊吹が内心穏やかでないのは想像に難くない。だが、それを表に出すことはなかった。
党内でもあまり知られていない福田との親密な関係がその背景にある。
福田側近の元防衛庁長官・衛藤征士郎の仲立ちで、福田と伊吹は約二年前から一、二カ月に
一度のペースで定期的に勉強会を重ねてきた。毎回テーマを変えてのフリーディスカッション。
政策通で知られる伊吹が縦横に持論を語り、福田が感想を挟む。勉強会で取り上げたテーマは
年金制度改革や消費税率引き上げ、政治資金問題など多岐にわたった。伊吹はいわば福田の
隠れた政策の指南役であり、現在もそれに近い役割が続く。「伊吹さんは福田さんが信頼、
尊敬する数少ない政治家の一人。政策能力と説明能力を特に高く評価している」と衛藤は語る。
「福田さんとは毎日のように電話でいろいろ相談している」。伊吹は親しい議員にそう漏らしている。