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日本マクドナルドの食品表示偽装をめぐる原田泳幸社長兼CEO(最高経営責任者)の会見内容は
以下の通り。
【冒頭説明】アスリート社の調査は個人が正直に話せるよう、個室で1人ずつ聞き取りを実施している。
弁護士立ち会いのもと、証言の制度、質について検証を続行すべく着手しているが、このような結果が
出たことは、大変残念な実態を認めざるを得ない。
なぜ、このような事態になったのか。
マクドナルドのセーフティーコントロールシステムは世界的に長い伝統と実績がある。それは、世界での
実績で証明ずみの独自のシステムに誇りを持っている。このような恒常的な、(人間の意図をもった)
オペレーションの問題は過去に例がない。技術的問題でなく、人の心、魂に問題があった。
最後は(店舗を運営する)オーナーの理念につきるが、353のオーナー中、ほとんどのオーナーは
マック出身で、長年の実績と経験を持っている。特に意識の高い人が多く、最近ではマクドナルドと
オーナーの意識の連動が向上してきた中だけに残念な出来事だ。
(中略)
なぜ、(今回のような偽装を)早くに把握できなかったのか、自問自答した。
だが、事態を招いた以上、(FC契約を結んでいた)アスリート社だけではないという仮説で対応を
考えるべきと意識している。真実をいかに把握できるか、積極的な姿勢で真実の速やかな把握しか
解決策はない。全社員、一丸となって解明と再発防止に向け、検証に努めたい。
(CEO)就任直後、緊急時の連絡体制(エマージェンシーホットライン)を設置した。クルー社員の
個人の守秘義務を確保した上で、さまざまな問い合わせ、意見、告発を促すものだ。
コンプライアンス(法令順守)徹底の意味で、日本本社を超え、直接、米国本社に告発するインフラ
もある。さらに、就任後CEOへ、メールで意見を出すインフラも整備した。ホットラインがあるにも
かかわらず、なぜ、告発があがってこないのか。企業文化という点からも改革が必要と強く認識している。
ソース(MSN産経ニュース)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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