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無人の警察車両、下り坂を走り出す 民家に衝突
２８日午後９時ごろ、宇都宮市豊郷台の市道交差点で、栃木県警宇都宮中央署の車両が無人のまま発進、
同市豊郷台、会社員、両方泰則さん（４７）の自宅外壁に衝突した。
１階に両方さん夫婦と子供１人の計３人がいたが、けがはなかった。
宇都宮中央署によると、捜査中の刑事１課の警部補（５５）と巡査（２５）が不審車の運転手を職務質問しようと、
車両を離れた際、サイドブレーキをかけていなかったため車両が発進。勾配（こうばい）約２０度の坂道を下り、
約１５０メートル先の両方さん宅の生け垣の一部を押し倒し、外壁に衝突、壁の一部とガスメーターを破損した。
現場は住宅街で、周囲に通行人などはいなかった。警部補が「職務質問していたら、
車両が発進して民家に衝突した」と自ら１１０番したという。
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