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店舗を構えず携帯電話を利用する「090金融」を営業し、
全国の多重債務者から法定の約1240倍の高金利を取ったなどとして、
警視庁生活経済課は28日、出資法違反容疑などで、
東京都内のヤミ金融業者2グループの計20人を逮捕した。
090金融の逮捕者数としては過去最多という。
両グループは共通の現金引き出し役を使うなどの協力関係にあり、
同課は統括経営者がいる疑いもあるとみて追及。
昨年夏ごろから計約3億3200万円の利息を得たという。
逮捕されたのは、墨田区の「さくら信販」「アイル」の元経営者岩橋康裕容疑者(38)
=台東区元浅草=ら10人と、台東区の「東洋」「日生信販」の元経営者
内藤太郎容疑者(32)=千葉県柏市柏=ら10人。
調べによると、両容疑者らは貸金業登録を受けずに営業し、2月上旬から9月下旬の間、
広島市の自営業の男性(53)ら9道県の11人に計約342万円を貸し付け、
法定利息分に相当する約38万円を超える計約731万円の利息を受け取るなどした疑い。
ダイレクトメールを送った上、電話で勧誘。
5万~8万円の融資に対し、1週間で5万円程度の利息を取るなどし、
最高で法定利息の約1240倍の利息を受領。
客はほかのヤミ金融の支払いに困って借りたという。
ソース
URLリンク(www.jiji.co.jp)