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インターネットのショッピングサイトで他人のIDやパスワードを使い、商品をだまし取ったとして、
警視庁と愛知、高知両県警の合同捜査本部は26日、
東京都豊島区巣鴨、インターネット設備会社社員宮田勉容疑者(33)を不正アクセス禁止法違反と詐欺の両容疑で逮捕した。
愛知県警などによると、ショッピングサイトで他人のパスワードを悪用した手口の摘発は、全国初という。
調べによると、宮田容疑者は7月6、7日、
神奈川県川崎市の男性会社員(36)のIDとパスワードを使い、大手サイト「ヤフー」のサイトに接続、
札幌市や大阪市の家電販売店からデジタルカメラ2台とノートパソコン1台をだまし取った疑い。
宮田容疑者は昨年6月ごろから約100件の犯行を繰り返し、被害総額は約1000万円に上るとみられる。
宮田容疑者はファイル交換ソフト「ウィニー」で約5000件の個人情報を入手、
約500件のパスワードなどを割り出して犯行を繰り返していた。
発覚を避けるため無線LANの受信装置を自宅ベランダに設置し、
自宅近くのNTT施設で使われているテスト用のLANを無断で使っていた。
読売新聞
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