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汚れ防止やアクセサリーとして若者を中心に人気の自動車ナンバープレートの着色カバーが
来春にも店頭から姿を消すことになった。大手カー用品チェーンなど24社が加盟する
自動車用品小売業協会(会長・住野公一オートバックスセブン代表取締役兼CEO)が
無色透明を除く着色カバーの販売をとりやめることを決めたためで、事故を起こした際に
ナンバーが読みづらかったり、偽造ナンバー隠しに利用されている実態を受け、業界が自ら規制に乗り出した。
ナンバープレートにかぶせて使用する着色カバーは、無色透明のほか、濃い黒や緑、ピンクなどがあり、
カー用品販売店などで、1500円~5000円で販売されている。ファッション性から若者を中心に
人気となっているが、ひき逃げなど犯行車両のナンバープレート隠しや偽造ナンバープレート隠しなどに
使われているとの指摘もあり、国土交通省が規制を検討している。
こうした情勢を受け、カー用品の小売業界がひと足早く自主規制を決めた。
自動車用品小売業協会の滝沢政明事務局長は「今はコンプライアンスが問われている。
われわれの店で売っている商品が犯罪に使われることがないよう販売をとりやめることにした」と話す。
同協会では、加盟24社が年内に透過率70%以下の着色カバーの販売をとりやめ、
来春までに透明を除くすべての着色カバーの販売を取りやめるという。
同協会によると、加盟24社で販売シェアの8割をカバーしており、
全国の大手自動車用品販売店の店頭からは透明を除く着色カバーが来春から姿を消すことになった。
しかし、店頭から姿を消した後は、インターネットでの販売が増加することも予想される。
このため、国交省は、近く有識者による協議会を立ち上げて、
全面禁止を含めた具体的な内容の検討を開始する。
11月26日21時9分配信 産経新聞
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