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大津市民病院で昨年2月、救急外来で受診した同市内の男性(当時71歳)が、
消化管に穴が開いたことによる腹膜炎だったにもかかわらず、便秘症と誤診され、
出血性ショックで翌日死亡していたことがわかった。
市は診断ミスとして、遺族に約2000万円を支払うとする損害賠償の議案を12月市議会に提案する。
病院によると、男性は昨年2月18日、腹部のレントゲン検査とコンピューター断層撮影法(CT)検査を受けたが、
当直医だった消化器科の男性医師(38)が「便秘症による腹痛」と診断。薬を処方して男性を帰宅させた。
医師は2日後、画像を確認した放射線科から「診断ミスではないか」と指摘され、
男性宅に連絡し、死亡を知ったが、病院には報告しなかった。
同年8月、男性の妻から抗議があり、病院が調査していた。
三沢信一院長は「診断と死亡との因果関係は明らかではないが、入院していれば救命の可能性があった。
同様の事故を繰り返さないよう、万全を期する」とのコメントを出した。
読売新聞
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