07/11/26 06:48:03 Z3z6qXeb0
>>259
その辺は、捕鯨だけの問題じゃない。政治外交、経済など複雑な問題が絡む。
ノルウェーは資源大国で世界第3位の原油輸出国、イギリスがノルウェーの捕鯨に
一切文句を言わないのはノルウェーから大量の原油を輸入していることが関係している。
ノルウェーもアイスランドもEUに加盟していない点も大きい。つまり経済、外交、
エネルギーなどにおいて独自性が高いということだ。日本のようにアメリカの
占領政策を受け、資源もなく、外交的立場が弱い国は商業捕鯨禁止を受け入れざるを得なかった。
実際当時、日本はノルウェーのように受け入れを拒否する構えを見せたが、
アメリカに介入されて結局モラトリアムを受け入れることになった。結局のところ、
独立国家としてのカタチをなしていない日本はあらゆる面においてひ弱さを見せると
いうことだ。捕鯨問題は日本の真の姿をよく現しているといえる。