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任期満了に伴う高知県知事選は２５日投開票され、無所属新人で元財務省職員の尾崎正直
氏（４０）＝自民、公明、社民推薦＝が、いずれも無所属新人で学校法人理事長の近森正久
氏（５４）、毎日新聞社員の関谷徳氏（４６）、会社社長の国松勝氏（６８）＝共産推薦＝の３氏
を破り初当選した。現役最年少知事が誕生する。投票率は４５．９２％で過去最低だった。
民主も県連レベルで推薦し４党の支援を受けた尾崎氏は、１次産業の振興などによる雇用
創出や基礎学力向上のための教育改革を強調。徹底した組織選挙で票をまとめた。
近森氏は民間経営者の視点で不況対策を行うと主張したが、幅広い支持につながら
なかった。国松氏は農林漁業の振興などを訴えたが、共産支持層以外に浸透できなかった。
「草の根」の結集を呼び掛けた関谷氏も及ばなかった。
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