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湯たんぽ:原油高で女性らに人気 年末ギフトにも登場
原油高で灯油などの暖房費の負担が重みを増す中、湯たんぽの売れ行きが伸びている。
お湯を入れるだけの省エネ性に加え、肌が乾燥しにくいという特徴もあり、特に女性の間で
人気が高まっている。百貨店でも、やや高級な湯たんぽを品ぞろえに加える店が増えている。
東急ハンズ新宿店(東京都渋谷区)では、3年ほど前から湯たんぽ人気が静かに高まって
いたが、今年は昨年の5割増しの売れ行きだ。ポリエチレン製(846円)から純銅製
(1万4175円)まで、約30種類をそろえる。売れ筋は容量500ミリリットルの
「Co(こ)たんぽ」(2625円)など小型の商品で、「若い女性が職場の机の下に置き、
足元を温めるのに利用する」(売り場担当者)という。
西武百貨店池袋本店(豊島区)は、モンゴル製のカシミヤをカバーに使った1万8060円の
「オユーナ」を販売。高島屋も今年から、クリスマスギフト向けに湯たんぽ(5040円)を
売り出した。「湯たんぽはファッションとして定着しつつあり、贈答用にも好まれる」と、
売れ行きに期待している。
毎日新聞 毎日jp【宮島寛】
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※画像※ 多様な湯たんぽをそろえた東急ハンズ新宿店の売り場=宮島寛撮影
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