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茨城県ひたちなか市の大手干しイモ加工・販売会社「マルヒ」(黒沢正機社長)が、
出荷先から返品された商品を、賞味期限を書き換えて再出荷していたことが分かった。
朝日新聞の取材にマルヒが認めた。県もすでに調査に入り、日本農林規格(JAS)法や
食品衛生法に違反する疑いがあるとみている。
関係者によると、マルヒは返品された商品を一度開封し、その中からカビが生えている
干しイモなどを取り除き、包装し直して再出荷。その際、賞味期限を新しい日付に
書き換えていた。
マルヒ幹部は「元の賞味期限をどれくらい変えたかは定かではない」とした上で、
「書き換えはほんの一部。品質に問題はなく、もったいないと思った」と釈明した。
賞味期限の書き換えは少なくとも数年前から続けていたという。
県も、保健所による調査などでこの事実を把握。食品衛生法に基づき県が施行条例で
義務づけている「品質や鮮度の点検」を怠り、賞味期限を14~90日の間で、根拠なく
決めていた可能性があるという。同社は「干しイモは保存食品のため、賞味期限は長年の
経験で設定してきた」(幹部)としている。
茨城県は全国一の干しイモの産地。ひたちなか市は、県の干しイモの産出額61億円
(05年)のうち、48億円を占める。同社は主に、関東や北海道、九州に出荷しているという。
ソース(朝日新聞) URLリンク(rss.asahi.com)
別ソース(毎日新聞) URLリンク(mainichi.jp)