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愛知県春日井市の中部大学で、骨と自然に結合する人工関節の実用化に世界で初めて成功しました。
実用化されたのは、腐食しにくい金属・チタンを使った人工関節です。チタンを水酸化ナトリウム水溶液
につけ加熱処理すると体内で、その表面に骨を構成する成分のアパタイトが作られ、周りの骨と結合
します。これまでの人工関節は、金属と骨の間に膜ができたり固定がうまくいかず、10年ほどで再手術
となる例が多くありました。周りの骨と結合することで、このリスクが少なくなると期待されています。
実用化は10月からはじまっており、中部大学では、「増え続けるニーズに応え、同じ技術を他のものにも
応用していきたい」と話しています。
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