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2007年11月21日20時35分
インフルエンザ治療薬タミフルと異常行動の因果関係を調べている厚生労働省の作業グループは
21日、タミフル服用後の睡眠時の脳波の変化などを調べたところ、「タミフルとの因果関係は
認められなかった」とする臨床試験の中間報告を公表した。
飛び降りなどの異常行動が、寝起きの状態で多く起きていることから、20代前半の健康な男性11人に
タミフルを投与して睡眠試験を実施。睡眠時の異常行動は見られず、タミフル服用の有無と脳波の変化の
関係もみられなかったという。試験は30人になるまで続ける予定という。
また、同省に寄せられたタミフル服用後の異常行動の報告件数は、01年の発売から今年9月末までで
282人に達した。5月末時点の集計から71人増えた。
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