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2007.11.20 08:41
入国時に「生体情報」を採取するシステムの導入は米国に次いで2番目。政府はテロ対策を理由に掲げているが、
日弁連などは「犯罪捜査に際限なく利用される恐れがある」として見直しを求めている。
この日入国の外国人は、パスポートや出入国記録カードを提出した後、入国審査官の案内で両手の人さし指を
スキャナーに当て、顔写真を撮影。
採取された生体情報は、過去に強制退去処分を受けた外国人のほか、国際刑事警察機構(ICPO)や日本の
警察による指名手配者など、計80万~90万件の生体情報データベースとその場で照合される。
日本人や特別永住者らが事前に指紋を登録し、指紋照合だけで出入国できる「自動化ゲート」も20日、
成田空港で先行導入された。
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