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「中国の先端科学技術、日本を追い越す直前」…日本経済新聞
先端科学技術分野で中国の躍進している。 日本政府傘下の新エネルギー・
産業技術総合開発機構(NEDO)調査で、最先端生命科学と情報通信分野
技術の格差が急激に狭まり、一部の分野では逆転していることが明らかにな
った。
中国の科学技術情報に詳しい日本の研究者100人余を対象に実施したこ
の調査は、その理由を「中国政府が海外から優秀な研究者を集めて莫大な支
援をした結果」と分析した。
すでに人工衛星分野では中国が日本を大きくリードしているという分析が
一般的だ。生命科学では「全般的には日本がリードしているが、細部分野で
はほぼ同等または格差が5年以内」という回答が多かった。
生体材料分野では「中国が2-3年進んでいる状況」という回答も出てき
た。 情報通信分野では「両国間の格差はほとんどない」というのが日本研
究者の一般的な見解だった。 実用化研究分野では日本が先を進んでいる。
しかし基礎研究では両国の技術力が同等レベルという意見が大勢だ。
電子機器分野の基礎技術ではすでに中国が名実ともに日本の競争相手にな
っており、薄型ディスプレーや複合電子製品など実用分野でも数年以内に中
国が日本に追いつくという見方が出てきている。 ナノテクノロジー分野でも両国間の格差が予想以上に縮まっていることが調査で分かった。
こうした状況のなか、日本の対応も注目される。 日本はひとまず次世代基
礎源泉技術の確保と融合分野先行獲得に拍車を加えるという戦略を立てた。
後方から追い上げる中国はもちろん、韓国との格差を広げる方法は新しい分
野の開拓しかないと考えているのだ。
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