07/11/18 16:38:32 0
<関空 商業施設が好調 旅客数伸びず 非航空事業を充実化>
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)
関西国際空港の旅客ターミナルビル内の免税店や飲食店街など商業施設の業績が好調だ。
テナントを入れ替えたり、インターネットを活用したりと、限られた空港施設のスペースを有効
活用している。飲食や物販などの「非航空系」収入を伸ばし、旅客数や旅客便数の伸び悩み
を補おうと、関西国際空港会社が知恵を絞っている。
関西国際空港旅客ターミナルの免税店街は、旅客数が伸び悩むなかで好業績を維持して
いる(関西空港で) エルメスやブルガリなど高級ブランドを中心に、20店舗が入る旅客ター
ミナル3階の免税店街は、2006年度の売上高が前年度比4・6%増の203億円と過去最
高を記録した。今年4~9月も108億円と過去最高で、国際線、国内線を合わせた旅客数
が1・3%減となったのに対し、好調ぶりが目立つ。
好調な要因の一つは、外国人利用客の増加だ。「韓国や中国からの旅行者が、帰国時に
多くの買い物をするケースが多い。購買意欲は日本人より旺盛」(ターミナル営業2グルー
プの北林弘幹リーダー)という。
04年12月に始めた免税店のインターネット予約サービスも、高額な時計など「お目当ての
ブランド品を確保できる」「限られた時間で買い物ができる」と好評で、4~9月は前年同期
比24%の増収だった。09年3月末までには、94年の開港以降、一度も改装していない出
国ゲート付近の店舗も再開発する計画だ。
(中略)
関空会社が商業施設の充実に力を入れるのは、北米路線の減便や原油高による航空機の
小型化などで着陸料収入の大きな伸びが見込めない中、非航空系事業の強化で空港全体
の収益力や競争力を高めたいからだ。
ただ、06年度の売上高のうち非航空系収入が56%を占めるとはいえ、商業施設などの直
営事業の比率は18%に過ぎず、多くを連絡橋通行料などに頼っている。(以下略)