07/11/17 22:29:30 NnzvZlFq0
>>268
まず当初との1番の大きな違いは
「NTFSを撤廃し独自XMLDBに置き換える」というとこ。
理由は2つあって、1つは物理HDDの限界。
今時のPCの最大のボトルネックがHDDのI/Oという結論から
HDDの管理領域をXMLDB化しようと考え、CTEC03の発表時にはそう発表された。
最大のメリットは物理的なデータ圧縮とそれによるHDDシーク時間の減少。
何でも圧縮バイナリでデータを持つから物理的にデータ量が5~30倍になり、
HDDのI/Oも5~30倍になる。同じHDDにデータも5~30倍入るし、キャッシュも5~30倍。
更に全自動で全文検索、つまりGoogleデスクトップ機能つき、とウマウマ。
で、MS独自のXMLDBの開発が始まった。できたの半年前だけどねw
今のとこRaid6非対応であんまし使えないDBだけど。
遅すぎた。
もう1つは政治的な問題。
Win95系は実はIBM-PCDos5.1系と同じ頃からの互換カーネルで、
WinNT系は実はIBM-OS2系と同じ頃からのカーネル。
どっちもIBMの下請けでOSを作っていた頃の名残りでこの機会に脱却したかった。
結局できなかったけどね。