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世界の半導体メーカー68社が加盟する世界半導体市場統計(WSTS)は13日、2007年
の世界半導体出荷額が2572億ドルと前年比3.8%増える見通しを発表した。今年5月時
点の予測から伸び率を1.5ポイント引き上げた。パソコン向けなどの半導体の伸びが背景。
個別半導体や光半導体は前回予測より市場規模を下方修正したが、IC全体が上ぶれす
る見通しとなり全体を上方修正した。
ICを製品別にみるとパソコン向けMPU(超小型演算処理装置)や携帯電話機向けLSI
(大規模集積回路)が市場をけん引する見込み。メモリーでは、パソコン向けなどのDRAM
の価格下落が激しいが、携帯音楽プレーヤーなどに使うNAND型フラッシュメモリーの
好調さが補った。
URLリンク(it.nikkei.co.jp)
一方でDRAMは「2ケタに迫る率で減少すると予測した」(WSTS日本協議会)。フラッシュ
の増加とDRAMの減少が相殺し,「MOSメモリー」の予測は,春季の+2.2%が秋季には
+2.3%と横ばいだった。DRAM以外では,CMOSイメージ・センサや自動車向けのセンサー
などで,予測値の下方修正が目立った。なおWSTSによればDRAMのマイナス成長は
2008年も続き,プラス成長に転じるのは2009年の見込みである。
URLリンク(techon.nikkeibp.co.jp)
<参考 日経新聞11月9日朝刊9面より>
パソコン用DRAMのスポット価格が8日、1個1ドルを割り込んだ。(略)年末商戦控えた
パソコン生産で需要は堅調だが、半導体メーカー各社の増産で供給過剰に陥っている。
(略)
価格下落のきっかけは1月末発売の新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」。ソフト
を円滑に動かすには大容量のDRAMが必要とされ、半導体各社は設備投資を積極化
したが、「期待が大き過ぎた」(半導体大手)。現在の供給量は需要量を20%程度
上回っているもようだ。
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