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「延ばして売りや」―。「船場吉兆」(大阪市)が福岡市の百貨店「岩田屋」内の店舗で食品の
表示を偽装していたことを巡り、14日記者会見したパートの販売責任者らは、
消費・賞味期限を改ざんするよう、
同社側から指示があったことを強調した。「パート一人でやれるはずない」とも訴え、
「すべてパートに任せていた」としている同社側の姿勢を批判した。
◆改ざん
会見には、販売責任者の女性と、当時の同僚だったアルバイト女性3人、
山口健一弁護士の計5人が出席した。
販売責任者らの説明によると、賞味期限が残り1か月を切った総菜について、
「店長」の湯木尚治取締役に相談すると、「そんなん日持ちするんやで。
1か月くらい延ばし(延ばせ)」と指示され、賞味期限のラベルを張り替えた。
賞味期限を改ざんしても商品が売れ残ると、湯木取締役は「なんでそんなに売れんのか」と
声を荒らげたこともあった。値引きを提案しても、湯木取締役は拒否し
「何回も賞味期限の話はするな」と言ったこともあるという。
湯木取締役は普段から「こんな売り上げでどうするんや」としっ責することも多かった。
こうした態度に、販売責任者は「一人で賞味期限の話をするのが怖かった」と証言した。
(終)