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就職内定率 道内高校生19% 全国平均は49・7% 厚労省調査
来春卒業予定の高校生の全国の就職内定率(九月末現在)は、
前年同期を1・3ポイント上回る49・7%と五年連続で上昇したことが十三日、厚生労働省の調査で分かった。
同時期の内定率としては一九九八年度以降の十年間で最も高かった。
厚労省は「昨年、一昨年に比べ伸び率は緩やかだが、景気回復や団塊世代の大量退職などで、
企業の採用意欲が依然旺盛」としている。道内の内定率は19・0%で、昨年同期を0・5ポイント上回ったが、
都道府県別では沖縄県に次いで下位から二番目だった。
調査によると、高校卒業予定の就職希望者は前年同期比1・5%減の約十九万五千人で、
内定したのは同1・1%増の約九万七千人。求人数が同7・0%増の約三十万五千人と大幅に伸びたことが
内定率上昇につながった。男女別の内定率は男子が55・7%、女子は42・1%。
厚労省では毎年九月末から翌年六月までの五回、新卒者の内定率を調査しているが、
九月末の内定率が高い年は最終的な内定率も高い傾向がある。
同省は、最終内定率は九八年度以降で最高の98・4%だった昨年度を上回る水準になるとみている。
都道府県別では、最高は三重県の71・9%、
最低は沖縄県の8・9%。同省は、景況によって地域の求人数に差が大きいとしている。
また、同省と文部科学省の調査によると、全国の来春の大学卒業予定者の内定率(十月一日現在)は、
前年同期を1・1ポイント上回る69・2%だった。前年同期比で四年連続の上昇。
地域別の内定率は、近畿地区が75・0%で最高。
北海道・東北地区は前年同期に比べ2ポイント上昇したが、62・1%で最低だった。
北海道新聞 (11/14 06:55)
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