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コンタクトレンズ診療所、近く一斉指導・監査へ 厚労省
コンタクトレンズの購入希望者を専門的に検査する眼科診療所が、診療報酬を水増し請求する
ケースが相次いでいる問題で、厚生労働省は13日、不正の疑いが強い全国の診療所に対し、
近く一斉に指導・監査を行う方針を固めた。不正が確認された診療所には水増し分の返還を
求めるほか、保健医療機関指定の取り消しなどの処分を行う。
厚労省は昨年秋の時点で、水増し請求をしている診療所が全国で60カ所以上あることを把握。
今年に入り、診療所に立ち入り調査をするなどしてより詳細に調べた結果、全国にチェーン展開
している診療所が組織的、広域的に不正を行うなど悪質なケースがあることがわかった。
このため、チェーン展開の診療所を中心に一斉に指導を行い、不正が確認された段階で、
より強制力のある監査に切り替える方針だ。
06年度の診療報酬改定では、コンタクトレンズの利用者が患者の7割以上を占める診療所への
報酬が大幅に引き下げられた。このため、コンタクトレンズの患者を一般の眼科患者に装うなど
して報酬減を防ごうとする診療所が続出。日本眼科医会も厚労省に対し、不正を行っている
診療所への監査を求めていた。
朝日新聞 asahi.com(2007年11月13日23時00分)
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