07/11/13 21:41:42 dtIVfT8y0
>>827
>実際、なまぽの患者さんって退院をあまり喜んでない印象は受ける。
自験例では、入院が数ヶ月と長期化した生活保護受給中のDM患者
(入院中、DOTにもかかわらず隠れ食いが続くなど非常にコンプライアンスが悪く、
血糖が安定せず難渋。透析導入寸前の腎不全あり)の場合は、退院するや否や
禁止されていたのに水をがぶ飲みし、低血糖性昏睡と肺水腫で再度入院。
その後も一年近く入院。
逆もある。ありえない時期に退院した一例。
成人男性。保護受給中、独居。肺Smallcellca.のChemo期間中に、退院希望され、事情を
担当SWなどと一緒に聞いたところ、「兎に角×日に退院する。俺は決めた」と主張。
WBC1000の状態で自己都合退院。主治医は数回に渡り治療中の危険な状態で
あること、数日待って血液が回復したら一時退院なり外泊なりを認められることを
説明し、退院当日も懸命に引きとめたが、一切の説得を拒否。
最後は事務方とともに、今後の経過について当院は責任を持てないこと、また
全ての事情を説明した上での本人の希望であることを念書に作った上で退院された。
後に、「その日を超えると保護費が医療保護に切り替わって手取りが激減する」、と
訪問した市のCWが伝えていたことが判明。予後は不明。