07/11/11 15:22:18 g5Wru12c0
>>465
俺も、以前ならそう答えた。が、最初に書いたように、そこにはジレンマがある。
だから、頭から「非科学」として決め付け、研究すら拒否する人たちが、
単純に非科学的とは思えなくなってきた。非科学に屈しないための防御手段の一つ
に思えてきた。洗脳の怖さ、ミイラ取りがミイラになる事の怖さを知ってる人たちだ。
サイエンティフィック・ミスコンダクト(科学的不正)の問題を考えれば、科学者も主観や感情から
自由でないのは間違いない。だからこそ、自分を守るには、理性だけでは足りないわけだ。
知ってるかもしれんけど、やっかいな事に、科学哲学とかをかじってみると、科学と非科学の境界は、
程度(確からしさ)問題や定義の組み合わせ(合わせ技)でしか引けない事が分かる。
反証可能性や再現可能性、演繹や帰納といった方法論ですら問題点を抱えてる。
こういう事も含めて、結論を先に下し、頑なに変えないという一見非科学的な行為も、
必要なんじゃなかろうか、と思うわけだ。悩みどころではあるが。