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「中国は同化政策をやめよ」
中国から米国に亡命、初来日したウイグル人の人権活動家、ラビア・カーディルさん(60)は9日、
東京・内幸町の日本記者クラブ内で産経新聞と会見、中国政府がウイグル人を漢民族に同化させる政策を
強化していると非難、自らは「ウイグル人が自由を獲得するために闘っている」と強調した。
ウイグル人は中国国内では新疆ウイグル自治区を中心に900万人ほど住んでいるといわれる。
ラビア・カーディルさんは「7~14歳の子供が漢民族地域に連れて行かれ、教育、洗脳を受けている。
漢民族地域で教育を受けると、ウイグルの言葉が話せなくなる。現在は年間1万人ほどだが、今後5万人に増える」と
中国の「同化政策」を批判した。ウイグル人女性が自治区外への就労を強制されているとも改めて告発した。
チベットや台湾の独立の動きについては「独立したほうがいいと思う」と支持を表明したが、
新疆ウイグル自治区に関しては「ウイグル人が自由を獲得したあと、皆が決めること。その決定に従う」と述べるにとどめ、
自らは当面、「ウイグル人の文化と言葉を守り、人権を守り、ウイグル人が自由を獲得するために闘う」と語った。
チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世とは会見したことがあるという。台湾は来年訪問する計画だ。
中国の歴代指導者、毛沢東、●小平、江沢民、胡錦濤の各氏に対する評価については「皆同じ。これからも同じだろう。
ずっとだまされ続けてきた。同化に向けた弾圧は厳しくなってきている」と不信感をあらわにした。
今回はアムネスティ・インターナショナル日本の招きで来日、各地で講演する予定。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
ラビア・カーディルさん写真
URLリンク(www.jiji.com)
続く