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琵琶湖の淡水魚などの絵柄を用いたカルタ「琵琶湖淀川水系 魚魚(とと)あわせ」が
このほど製作された。元京都府立海洋センター所長による彩り豊かな絵柄で、
ビワコオオナマズなど固有種15種のほか、外来種も含めて琵琶湖の魚介類34種を紹介している。
製作したのは関西電力グループの環境総合テクノス宮津事業所(宮津市)。
滋賀県立琵琶湖博物館で水族館の飼育管理を担当しており、10日から大津市で開かれる
「全国豊かな海づくり大会」の記念として作り、博物館などで販売している。
カルタは札が72枚あり、大きさは縦約9センチ、横約7センチ。2枚1組の取り札と読み札を合わせると、
魚や貝などの絵柄が現れる。「重量級 深みにひそむ 琵琶湖の主」と書かれた読み札に取り札を合わせると、
ビワコオオナマズの絵柄が見られる。吉札2枚は浮御堂を描いたが、凶札2枚は外来魚のブラックバスとブルーギルを絵柄とした。
原画は元府立海洋センター所長で、切り絵作家としても活動した同社顧問の故篠田正俊さんが千代紙などを使って作成した。
テクノス社の魚カルタは11作品目で、絵柄を毎回デザインしてきた篠田さんの遺作ともなった。
同社は「琵琶湖の生き物に親しみながら、外来魚問題などに目を向けるきっかけになれば」としている。
京都新聞 11/08
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かるた
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