07/11/08 18:26:35 tIEqU9qZ0
>>161
ほとんどは薬剤名ですけどね。流れを解説します。
ID:DRoQGONv0が>>124で
>「医者が無茶苦茶な診療してるからでしょ?
>なんでカゼ薬出して、ついでに胃薬まで出す必要があるんだよ 」
と発言します。
これに対して>>127-130あたりで「風邪薬というのが解熱鎮痛剤のことなら
胃薬を出すのはむしろ良心的」という指摘が寄せられます。
NSAIDs(エヌセッズ、エヌセイド)は非ステロイド性消炎鎮痛薬の頭文字を
取った略語で、臨床的によく用いられる解熱鎮痛剤の一種の総称です。
そのあと名前の挙がるカロナール、ロキソニンといったものはこのNSAIDsの
具体的な薬剤の商品名、アセトアミノフェンは成分名です。
>>127の指摘はまったくそのとおりで、NSAIDsを特にリウマチなどで長期に連用する
際には、十分に胃粘膜保護剤を用いないと、覿面に胃潰瘍を作ってしまいます。
短期間の服用でも胃が荒れて症状を訴えることもあり、日本では先回りして
粘膜保護作用のある制酸剤や粘膜保護剤を処方することがしばしば行われています。
サイトテック、ガスターといったあたりはCMでもおなじみの「H2ブロッカー」という
種類の制酸剤です。胃酸の酸性を抑えることで粘膜を保護します。
セルベックスなどは、市販薬ではセルベールなどと類似したもので、粘液の
増量を促して粘膜を保護する、とされています。
なお、ID:DRoQGONv0は>>133でありもしない配合剤を処方しろ、と言ったり、
>>139で胃粘膜障害作用は他のNSAIDsと変わらないアセトアミノフェンを
「副作用が少ない」として挙げたりといろいろ頓珍漢なことを書いています。
一貫しているのは、医者は不誠実で、患者から搾取するものだ、という妄想だけのようです。