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・千葉県市川市のJR市川駅前に建設中の45階建ての超高層マンションで、計128本の
鉄筋が不足していることが6日、明らかになった。
工事は現在、30階で止まっている。超高層マンション建設に絡み、一度にこれだけ多くの
鉄筋不足が発覚するのは異例。大手ゼネコンの清水建設(東京)は、全面的に施工ミスを
認め、補修工事により強度不足を解消したいとしている。国土交通省も事態を重視し、
事業を行う市川市を通じて報告を求める方針だ。
問題のマンションは、市川駅南口駅前の再開発地域に建てられている2棟のうち、西側の
「ザ・タワーズ・ウエスト プレミアレジデンス」。1~3階は図書館や託児所、商業施設など、
最上階の45階は展望ラウンジで、4~44階が計573戸の分譲マンションと地権者住宅になる。
着工は2005年8月。09年1月に完成し、同3月に入居開始する予定で、事前予約では既に
全戸に申し込みがあるという。
このマンションは、住宅の品質確保を目指す住宅性能表示制度による任意の中間検査の
対象になっており、先月11日、評価機関の財団法人「日本建築センター」の職員が、工事中の
30階部分を検査した際、鉄筋の本数不足を見つけた。詳しく調べたところ、25~29階にある
計310本の柱のうち、各階外周部の柱計60本と、30階の柱4本の計64本の柱で主要な鉄筋
(直径約5センチ、長さ約4メートル)が不足していた。問題の柱には、本来、鉄筋22本が必要
だが、それぞれ20本しかなかった。
清水建設によると、〈1〉鉄筋業者が柱の骨組みを作る際、鉄筋の数を間違えた〈2〉施工
担当者が設計図面との十分なチェックを怠った―と説明、「ミスが重なり、起こりえないことが
起きた。大変申し訳ない」としている。
国交省住宅局では、「事実とすれば、そんなずさんな工事は聞いたことがない。監理体制
などの見直しが不可欠」とし、市川市に対し、施工ミスが起きた経緯などについて報告を
求めることにしている。(一部略)
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