07/11/07 14:53:31 NTszMTnc0
ヨーロッパ・・中世社会は身分制社会でした・・
<ただし、>市民、農民、貴族の間で身分の上下はあったのですが、
それぞれの身分の内部では自分たちで規則をつくり、それに従わない者を罰する権利をもち、
他の身分の者の介入を許さない組織をつくっていたのです。
・・・・・ところが、このような身分を構成しえない人びとがいたのです。
奴隷は・・古代からいたのですが、・・<中世の>12、13世紀以降・・それとは別種の不自由民が生まれてきました。
・・特定の職業に従事する人びとが、・・恐れられながら、賤視されたのです。・・死刑執行人、捕吏、墓掘り人、塔守、
夜警、浴場主、外科医、理髪師、森番、木の根売り、亜麻布織工、粉挽き、娼婦、皮はぎ、犬皮鞣(なめし)工、
家畜を去勢する人、道路清掃人、煙突掃除人、陶工、煉瓦工、乞食と乞食取締り、遍歴芸人、遍歴楽師、英雄叙事詩の歌手、
収税吏、ジプシー、マジョルカ島のクエタス(洗礼をうけたユダヤ人)、バスクのカゴ(特別な印を服につけさせられていた被差別民)、
などがあげられています
忌避は日本だけではないよ。ヨーロッパのほうが凄い。