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福岡市は刑事告発見送る方針 11/05 19:54
高級料亭「船場吉兆」が消費期限などを偽装して商品を販売していた問題です。
この問題について、福岡市は刑事告発を見送る方針を固めました。
内部告発を受けて、調査を実施した福岡市に対し、船場吉兆は先月4日、「消費期限切れの商品は
販売していない」と当初、虚偽の報告書を提出していました。
虚偽報告については、食品衛生法上、刑事告発の対象になりえますが、福岡市は、「虚偽報告を
繰り返したわけではないので難しい」として刑事告発を見送る方針を固めました。
福岡市に改善を勧告された船場吉兆は、31日には改善報告書を提出していますが、福岡市は
この内容では不十分だとして、あさってまでに報告書の再提出するよう求めています。
その一方、福岡市は船場吉兆が出店していた岩田屋に対しても、指導していたことが分かりました。
岩田屋の調査によると、去年1月から先月26日までに販売された期限切れ商品は、およそ3,500点に
上ります。
このうち、「胡麻豆腐」については県の条例に基づき、岩田屋が販売の許可を取っていたことから、
福岡市は、「岩田屋には実態を把握する責任があった」と口頭で指導し、売り場の他の店舗でも
偽装がないか調査して報告するよう求めたということです。
RKB毎日放送
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