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安永さんが死亡する直前、自転車で追突したバイクに乗っていた佐賀市内の70歳代の男性が、
19日までの読売新聞の取材に、事故とその後の警察官による取り押さえの様子を語った。
それによると、安永さんはぶつかった後、自転車から投げ出されるような形で転倒。
起き上がり、ひどく興奮した様子でバイクの前部をけった。すぐに警察官2人が駆け付け、
もみくちゃになりながら歩道に倒れ込み、安永さんの上半身を押さえた。
安永さんは「あー」などと声を上げ、手足をばたつかせて激しく抵抗、警察官に
10回ほどつばを吐きかけた。警察官はやっとしがみついているような状態だったという。
応援の警察官が到着し、最終的に5人で足を押さえたり腕を曲げたりして、
うつぶせの状態で後ろ手に手錠をかけた。馬乗りになったり、殴ったりはしていないという。
安永さんの父、孝行さん(46)によると、安永さんは耳が少し遠く、言葉が不自由で、
体を触られることを極端に嫌っていた。孝行さんは「事故を起こした後、警察官に
いきなり体をつかまれて、パニック状態に陥った可能性がある。言葉が出ずに
助けを求めることもできず、つばを吐くしかできなかったのではないか」と推測する。