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★県の意識調査:男は仕事、女は家庭 「反対」が初めて上回る /秋田
◇「女性の地位不平等」なお最多
・「男は仕事、女は家庭」の考え方について、87年の統計開始以来初めて、反対派が賛成派を
上回ったことが、県の「男女の意識と生活実態調査」で分かった。一方、女性差別の事例では、
「女性の役割は家事や育児という固定観念がある」を挙げる人が最も多く、県内における女性の
地位については、「平等ではない」との回答が一番多かった。性別役割分担の意識は変わりつつ
あるが、実際には男女平等が難しい現状が浮き彫りになった。
「男は仕事、女は家庭」という考え方に対し、「どちらかと言えば」を含めて反対は44・6%で、
賛成41・2%を上回った。調査開始の87年当時は、賛成が68%、反対は18%だったが、
次第に反対派が増え、初めて賛成を上回った。ただ女性は反対が50・1%だったのに対し、
男性は38・1%にとどまった。
「社会で目につく女性差別」(複数回答)には、「女性の役割は家事や育児との固定観念がある」が
65・6%で最も多く、「男性より低くみる言動や表現」51・4%▽「雑誌などで女性を性的対象物として
扱う」23・9%--など。また、県内における女性の地位は「平等ではない」が42・0%、
「平等だ」は3・7%、「平等になりつつある」は19・7%だった。男女平等になるには「差別に
つながる社会通念を改めること」が一番多かった。
7~8月に県内の20歳以上の男女3000人を対象に郵送で調査し、1357人(有効回答率45・2%)
から回答を得た。【馬場直子】
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