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★中3男子、ネットいじめでうつ病 伏見・同級生らがHPで中傷
・京都市伏見区の市立中学3年の男子生徒がインターネットや携帯電話によるいじめで、
学校を休んでいることが31日、分かった。男子生徒は10月上旬に転校したばかりで
いじめに悩み、うつ病と診断された。男子生徒が「友達をつくりたい」と開設した携帯電話の
ホームページ(HP)に、同級生ら3人の女子生徒が男子生徒のひぼう中傷を書き込んで
いたことを学校と市教委が確認し、ネットによるいじめと認めている。
生徒や保護者、関係者によると、男子生徒は10月9日に京都府内の別の中学から転校、
HPのブログ(日記)に対する中傷書き込みは13日から始まった。女子生徒らから「ばか」
などと送信されたため、17日は男子生徒がメールを通して女子生徒に注意した。
しかし、逆に20日から男子生徒への中傷メールはエスカレート。男子生徒の携帯電話に
生徒の実名入りで「死ね」「キモい(気持ち悪い)」「顔面凶器」などとメールを送りつけた。
翌日は男子生徒のHP閉鎖を要求、応じなかった場合は「150万円の請求が強いられる」
と脅し、男子生徒を自宅近くの公園に深夜呼びつけるメールも送った。
男子生徒は中傷メールの影響などから病院でうつ病と診断された。書き込んだ女子生徒
3人も特定し、学校に相談した。3人は小学校からの友人で、1人は男子生徒と同じクラス。
男子生徒と家族が23日に伏見署に相談したのを機に、3人とも男子生徒の自宅を訪れて
謝罪したという。
日記などを盛り込んだHPの作成は中高生らの間で広まっている。男子生徒は転校に
あたってHPを開設し、同級生らに紹介していた。「転校したばかりで友達がつくりたかった」
といい、現在も精神的なショックで学校を休んでいる。
中学校長は「ことの重大さを認識しており、生徒が登校できる環境を早く整えたい」と話し、
市教委生徒指導課も「携帯電話は使い方を誤ると凶器にもなり得るので、ネットいじめを
絶対にしないという指導を全市的に徹底させたい」としている。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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