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★ホームレスに手編みマフラー 甲南女子中生
・ホームレスの社会復帰を目指す雑誌「ビッグイシュー日本版」の販売員に手編みの
マフラーを贈ろうと、甲南女子中(神戸市東灘区森北町5)の3年生161人が31日、
マフラーの製作に取り組んだ。「マフラーとともに温かい心も届けよう」と心を込めて
編んだ。
卒業を前にした三年生が、さまざまな職業を考えるきっかけに-と二学期の道徳の
授業で、ホームレスを取り巻く問題について学んできた。大阪市のあいりん地区
(通称釜ケ崎)や簡易宿泊所の様子、ホームレス自身が販売する同雑誌についても
学んだ。
ホームレスについて当初は「仕事もせず怠けている人」という印象を持つ生徒が
少なくなかったが、授業を通じ「意欲はあっても働く場がない」という現実を知ったという。
寒さが厳しくなる冬を前に、マフラーを贈ることを教師らが提案。初めて編む生徒が
大部分で、ぎこちない手つきだったが、日本編み物協会のボランティアらの助けも
借りながら茶や紺など落ち着いた色の毛糸を選び、丁寧に編んだ。
女生徒の一人は(14)は「授業を通じ、ホームレスに対する認識が変わった。不器用
だけど一生懸命作りたい」と話していた。マフラーは今後、完成させ、生徒代表が
二十五日、大阪市北区にあるビッグイシュー日本を訪れ、販売員に渡す予定。
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