07/10/31 16:57:25 0
<参考>
金大中氏が大統領の時の発言
URLリンク(www.mindan.org)
尊敬する斎藤十朗参議院議長閣下、伊藤宗一郎衆議院議長閣下、並びに衆参両院の議員の皆様。
私は本日、日本の民主主義の本山であり、由緒深い歴史の現場である、ここ国会議事堂の壇上に立つことができましたのを、この上ない光栄に存じます。
二十五年前の東京拉致(らち)事件と、一九八〇年の死刑宣告をはじめとする民主化闘争の過程で、生命を失いかけた私が、今、大韓民国の大統領としてこの席に臨んでみますと、感慨無量な心情を禁じ得ません。
私は、私の生命と安全を守って下さるため、長い期間にわたって努力を惜しまれなかった日本国民と言論、そして日本政府のご恩を、決して忘れることができません。
本日、このように、日本国民を代表される議員の皆様に、感謝の意を表する機会を得まして、私は長年の宿願をかなえたようで、この上ない喜びに浸っております。日本国民の皆様に厚くお礼を申しあげます。
私は、ここ半世紀間の政治生活中、五度も死の峠を越えました。六年間を獄中で送り、十年以上も自宅軟禁と亡命生活を強いられました。私は暴力をほしいままにした軍事独裁と、命を賭けて闘いながら、人権と平和の尊厳さを悟りました。