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F2支援戦闘機が墜落、炎上 県営名古屋空港
2007年10月31日 11時56分
31日午前9時10分ごろ、愛知県豊山町の県営名古屋空港の滑走路で、航空自衛隊
F2支援戦闘機が離陸中にトラブルがあり炎上した。乗員2人は脱出し、病院に搬送
されたが、軽傷という。同空港は滑走路を閉鎖した。
三菱重工業によると、事故機は空自から同社が預かり、定期点検中。乗員は自衛官OB
のテストパイロットで機長永田恵嗣さん(52)と副操縦士水島光男さん(56)。
同社名古屋航空宇宙システム製作所飛行管理課所属で、整備後の試験飛行中だった。
滑走路を走行中に機体が炎上、永田さんらがコックピットから飛び降りて避難したという。
提出された滑走路利用届によると、31日の試験飛行では、離陸と着陸を繰り返す
「タッチアンドゴー」を行う予定だった。事故機は2004年3月に空自に納入されている。
F2は国産のF1支援戦闘機に替わる航空自衛隊の主力後継機。開発当初は純国産予定
だったが、米国政府の強い要望から日米共同開発することが政治決定された。配備直前
まで、機体の不備が見つかっていた。二000年10月から空自三沢基地(青森県三沢市)
への配備が始まった。
事故のあった県営名古屋空港は、名古屋市の北に位置し、空自と民間が共同利用する。
現在は空自小牧基地のほか、ローカル路線を中心に民間機が利用している。
自衛隊機をめぐっては、2001年9月に山口県下関市でT5練習機が墜落、3人が
死傷したほか、2005年4月に新潟県阿賀町の山中でMU―2救難捜索機が墜落、
4人死亡するなどの事故が起きている。
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